Gravel road

遊び・仕事・日常を綴った不定期日記(画像は7月14日樽前山の雲海)

寝なかったぞ ‘10.04.23

研修会
一日いっぱい椅子に座っているのは苦手だがCPDのためならガマン、ガマン。満席の会場は熱気ムンムンかとおもいきや、空調の不具合か冷え冷えした中研修会が始まった。
2010GSIMG_9434.jpg

トップバッターは有珠山の主治医と評される岡田弘さん。
1977年の有珠山噴火を経て、2000年の噴火を的確に予知し、事前避難を促して人的災害が無かった事は有名な話だ。講演内容は有珠山はもとより、十勝岳、雲仙普賢岳、更にはアイスランド火山噴火に至るまで噴火時のモニタリング、噴火予知や住民避難の例など、話は多岐に渡る。

ボクが噴火を身近に感じたのはやはり1977年の有珠山噴火であった。TVの画像から噴火の様子を伝えられてもピンと来なかったけど、たなびいた噴煙が札幌上空にも達して雨に混じって降り注ぐ火山灰に、噴火の怖さを初めて体験した。
2000年の噴火は先の岡田名誉教授が度々メディアに登場し、刻々と変化する有珠山の状況説明が記憶に新しい。噴火が沈静化に向かった頃、お仕事の関係で現地へ出向き関与することになった。地殻変動により、うねる路面に壊れた家屋、火山弾で穴の開いた屋根、通行止めの国道や高速道路。改めてエネルギーの大きさに驚愕した。あれから10年も経過したんだねぇ~

立ち入り禁止エリアは大小の噴火弾が散乱。そのひとつ。
2010GSIMG_9466.jpg


脱線話で興味を惹いたのがエンジントラブルの事。
航空機のジェットエンジンが火山灰を吸い込むとエンジントラブルに繋がるらしい。火山灰の成分はシリカ。シリカはガラスである。微細な粒子の火山灰をエンジンが吸い込むと、高温の燃焼室で融解したシリカは、温度が降下する排気時に固着し、最悪エンジン停止に至る。過去にイギリスの航空会社が定時運行のジャンボジェットで4発ともエンジン停止の窮地に追い込まれグライダー状態で滑空後、奇跡的に再始動で事なきを得た、と言うのもTVで見た記憶がある。なるほど、ダイレクトに、かつ大量の大気を吸引するジェットエンジンは固着する量も半端ではないのだろう。確かに内燃機の様にエアクリーナーは付いてないしね。そんなんで、アイスランド噴火では航空各社が運行判断を慎重にしているとの事。

研修の本質から外れたところに興味を抱いてしまったが、聴く者をグイグイ引きつける岡田名誉教授のプレゼン能力は素晴らしい。研究者にありがちな、言語明瞭意味不明な事は一切無い。難しいことを咀嚼して誰にでも理解し得る言葉に変換する能力は見習いたい。
  1. 2010/04/23(金) 23:53:19|
  2. 本日の色々
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

岡田教授

僕も先週同じ会場でCPDSやってきました。

岡田教授の講演!いいなあ
ぼくも好きです岡田教授。

  1. 2010/04/24(土) 22:51:09 |
  2. URL |
  3. 5tt #-
  4. [ 編集]

5ttさん

ここの会場は昼飯難民が溢れていましたが
お隣に商業施設が出来た事で多少緩和されましたね~。

90分の講演でしたが、もっと聞いていたかったです。
  1. 2010/04/25(日) 08:52:03 |
  2. URL |
  3. NAOTO #BxYCzxlY
  4. [ 編集]

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