爽やか林道で盛り上がっていたので順序が逆になってしまったが、WRCの話を少しだけ。
今年で4回目を迎えるラリージャパン。十勝の大地で繰り広げられるのは第十四戦だ。10月26〜28の開催で既に競技は終了しリザルトも公表済みである。自分は27日(土)に競技者の勇姿を一目見ようと十勝へ向かった。
応援形態は、前回同様有料SSでの観戦は取り止めリエゾン中の競技車両を沿道で応援する事にした。公式HPから当日のルートマップとアイテナリーを出力し、応援すべき場所を特定した。LEG2は足寄、陸別周辺にSSが配置されているのでとりあえず足寄の町へ行く事は確定。やはり各所に配置されるラリーパークは会場に沢山の観客が居ることとMCによる競技中継もリアルタイムに伝えられ、いやがうえでも盛り上がるのだ。会場の雰囲気や駐車場整備の関係でここが一番無難と考えた。ふとアイテナリーに目を通していると[refuel]と書かれた場所がある。一体ココは何するところか?不勉強なため調べて見ると何の事はない給油所である。ふむふむ、給油所ね、どんな感じかな?と、考えている内にココに決定。なんとも安直な意志決定である。
行動予定が確定したら実現へ向けた計画の策定。
当日は帯広市内を5:00スタートし、上利別refuel到着は6:40頃との事。むむむ、結構早めの移動が必要だな。ま、早くに動き出して遅くならない内に帰路につくのは悪くないので踏ん張って出掛けましょう。と言う事でゆとりを持って金曜深夜の24:00過ぎに自宅を出発する事にした。
あいにく金曜日は会社の同好の志と呑めないんだけど飲み会なのだ(笑) ここでの接点は音楽・芸能と自分には似合いそうもない分野で繋がっている仲間だ。本日の行動は既に仲間へ伝達済みなので早々と切り上げて22:00前に帰宅した。これから足寄まで出掛ける事を考えると少し気が重い(いやかなり気が重い)な。お泊まりで観戦したいが、宿泊費用、時間の双方を捻出する事が出来ないのでいつもながらのチョイとタイトな計画で推し進める。
まだ明け切らない6時前、上利別refuelは準備万端。

足寄道の駅に到着し、WRCのインフォメーションにrefuelの場所他について情報を収集した。給油場所へ立ち入る事は出来ないけど、道路の出入り時にドライバーの顔が間近に見る事が出来るらしい。押して貰った場所へ早速出向くと既に給油所は開設されている。照明用のジェネレーターが遠くで低い唸りをあげている。ここは観戦スポットでない事から明らかに観戦者らしき人影が少ない。国道脇の出入り口で待機していると遠くから聞こえるのはエクゾーストノートより、タイヤのロードノイズだ。いかにも舗装路面に適さないブロックパターンが醸し出すノイズは一般車両と一線を画す証である。競技時間に直接関係がないためか慌てた様子もなく眈々と一連の作業を済ませ本日のSS開催地である陸別へ向け出発する。ギアを1速に入れる際、ガキンと言う金属のぶつかり合う衝撃音と共に車体がブルンと振動している。市販車で例えるとキレの悪いクラッチで無理矢理ギアをたたき込んだ風である。詳しくは判らないが殆どの車両でこうした症状が見られたのできっとそう言う構造なのでしょう。豪快なエキゾーストノートとロードノイズがシンクロして陸別へWRカーが走り去っていく。車両によってはブレーキもきーきー鳴いているし、あのハデハデワークスカラーとスポンサーシールがなければただのポンコツ車に見えない事もない(笑)
続々給油所へ訪れるWRカー。


給油後ラリーカーが出発するのを待ち構える。この日は結構冷え込みました。

これから陸別へ向かうソルベルグとローブ


一通りWRカーを見送るとマーカスの顔を見ていない事に気が付いた(今頃遅いわ)。あれ?どうなったのかな?
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現在時刻は7:00過ぎ。次ぎに向かうは苫務(トマム)refuelだ。数本のSS後にある給油ポイントだからドライバーの顔つきで状況が見えてくるかも知れない。上利別から約30km先にあるポイントを目指してレッツゴー!

8:30過ぎの給油であり観戦者も30名位に増えてきた。情報収集のため誰かに声を掛けようかと言う矢先、気のよさそうなお兄さんからお声が掛かる。聞くと木曜日から現地入りしているためか色々と詳しい。情報交換と言うよりは情報の一方的に提供願った感じでもある。地元あんちゃんコンビは色紙を携えてサインを狙っているようだが昨日はお目当てのセバスチャンにそっぽを向かれて少ししょげていた。お手製の応援フラッグを掲げるおねえちゃんはラリーカーへメッセージを送り続けている。どこぞの中年オヤヂ(自分じゃないよ)は選手からのサインの多さと、プレミアムグッズ自慢に明け暮れていた。なんだか濃厚なマニアのかほりが漂い始めてきた・・・。いかん、マニアの波に飲み込まれそうだ。
SSを終えた車両が戻ってくる。


給油中

お兄さん情報でWRCの報道関係者が先程到着したと告げられる。この方は実況中継のため給油後のドライバーを止めてインタビューするのでじっくりと選手を観察する事が可能であるという。この報道関係者は到着後ずっと携帯電話で喋りっぱなし。それも相手と会話しているの風ではなく一方的に喋り続けている。このアヤシイ行動が気になり、同じ車に乗車している通訳の女性に尋ねてみる事にした。分かった事はワールドラリーラジオの実況放送で現地リポーターであること。お名前がコリンクラーク氏と言う事だ。何を喋っているのかサッパリ分からないけど、側について聞き耳を立ててみた。すると言葉の端々にセバスチャンと、トラブルらしき単語がどうにか聞き取れた。むむ、これは見えないところで何かが起こったようだ!ほぼ同時にシトロエンのチームメイトが競技車両から降りて厳しい顔つきでやり取りしている。すると通訳の女性よりセバスチャンリタイヤが伝えられた。周囲の観戦者からどよめきとも落胆とも付かぬため息が洩れてきた。マーカスが昨日リタイヤし、本日セバスチャンがリタイヤとは一体誰が首位キープ?
ラリーカーから飛び降りて慌てた様子で電話している。シトロエンの誰だろ?

コリンさんがラジオ放送の実況中継中。

ミッコヒルボネンが件のコリンさんに長い事足止めを喰らっていました。今思えばセバスチャンリタイヤの報告とトップへ躍り出た事への感想を聞かれていたんだろうな〜。はにかんだ顔つきが印象的なヒルボネンでした。
色々聞かれたり、聞かされたりしているヒルボネン。

池町サンにも遭遇。
上利別では声援に手を振り応えていたけど、ここ苫務では厳しい表情。ガンバレ〜、応援してるどー!

給油後は次のSSへ向けて出発!コイツはsuzukiのスイフト。黄色くてカッコイイ。

彼らはパンクしたタイヤ交換中。ガンバレ!

ラリーカーと一緒に帯広市内へ向かい・・・

対向してきたWRカーはすでに帯広を折り返し陸別に向かっている。

日帰り組の僕らは帰路につく。お土産を買って家に帰ろう

来期は道央圏での開催が噂されるラリージャパン。近くなって嬉しい反面いろんな事が考えられる。十勝の名物イベントとして定着しつつあるんだけどね。一体どうなるのかな。
そしてラリージャパンの結果はフォードのミッコヒルボネンが優勝を飾りました。オメデトー♪